電動のバイクって排気ガスも出さないし、ガソリンも使わないので「エコな乗り物」だと思ってる人は多いと思います。
それが間違ってるとは思わないのですが、電気を作るときに使ってるエネルギーとか排出されてるCO2のことも考えないと、そんなにエコではなくなってしまう...。というような話を以前『フリーライドマガジン』に書きました。
簡単に言うと、電動バイクがあっても、その横でガソリンの発電機を回して充電してたら意味ないよって話です。
それでも、アクセルがんがん開けて走るフルサイズのバイクより発電機の方が効率はいいでしょうが、元々カブ系のエンジン積んでるミニモトだと、2ストの発電機の方が効率が悪くなってしまう可能性もあります。
これって、実は大きな話にもつながっていて、
世界中で排出されてるCO2の中で、クルマやバイク、それに飛行機とか鉄道とかも含めた交通部門から出されてるのは約20%程度とされています。
それに対して、発電部門から排出されてる量は全体の約45%。
電気って、エコなエネルギーというイメージがありますが、何でも電気にすればいいってものでもないんです。
(一応、世界の分野別CO2の排出割合の円グラフなどを。国土交通省のサイトからお借りしました)
何が言いたいのかというと、電気で動くバイクを作っただけでは不十分で(現状だとコース走ってる人たちは、みんな発電機で充電しちゃうだろうから)、充電のためのインフラ(といってもコンセントぐらいで十分ですが)も整備しないと意味がないということです。
日本の発電所は効率がいいので、その電力を使えば、自動車でいえば同じサイズのガソリン車に対して電気自動車はCO2の排出量を4分の1ぐらいにできます。元々燃費のいいバイクでも半分以下にはできるでしょう。
で、話を電動ミニモトに戻しますが、もし電気で走るミニモトがあって、それをみんながピットレーサーみたいな感じでコースに持っていくようになったら、そういう充電インフラの整備(というかコース運営者の人たちに理解してもらうこと)の一助になるんじゃないかなと期待しています。
あくまでも上手く行って、それがある程度以上広まればですが...。
フルサイズの電動バイクが発売されても、それが一般に普及するには時間がかかると思われますが、ミニモトぐらいのサイズだったら、意外と使ってみたい人は多いのではないかと。
何か大風呂敷を広げちゃってますけど、あくまでも上手く行ったらのお話ですから...。

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