モーター選びについてキム兄さんが書いてくれましたので、電動バイクを作る上で必要になるパーツについて、簡単にまとめておきたいと思います。
モーターが普通のバイクでいえばエンジンに当たる重要なパーツであることは、説明の必要はないと思います。現状、このプロジェクトでもモーター選びに時間がかかっている(つまずいている)状態です。
次に重要なのは、おそらくバッテリーでしょう。
モーターの出力が決まってくると、積まなければならないバッテリーのサイズも決まってきますし、どのくらいの航続距離を求めるかどうかで積むバッテリーの量も決まります。
でも、実際の電気自動車や電動バイクでは、逆に積めるバッテリーの量と実現しなければ航続距離からモーターの出力を決めている場合もあるようです。
それだけ、出力と航続距離を確保するには大量のバッテリーを積まなければならないということです。
どのぐらいのバッテリーを積まなければいけないのかというと、わかりやすい例がなかなかないのですが、最新のリチウムイオン電池とかでも容積あたりのエネルギー密度はガソリンの60分の1、鉛電池とかだと100分の1程度といわれています。
つまり、10リットルのガソリンを積んで200kmぐらい走れるバイクがあったとすると、同じ車体に同じ程度の出力のモーターを積んで、同じ10リットル程度の容積の電池を積むと、だいたい2kmぐらいしか走れないということです。(すんごいアバウトな計算ですが)
その辺が、最近まで電気自動車が期待されていなかった理由で、トヨタとかホンダなどの大きなメーカーが本気で電気自動車開発に力を入れていなかった理由でもあります。
何かわかりやすいデータがないかと探してみたのですが、web上にはなかなか無いですね。
なんとか見つけたグラフを貼っておきます。
(このページはなにげによくまとまってますね。暇な人は2、3も読んでみると面白いかもしれません)

何だかややこしい話になってしまいましたが、要は航続距離を確保しようとすると、大量のバッテリーを積まなければならなくなって、お金もかかるし車体も重くなってしまうということです。
このプロジェクトで公道走行を前提にしなくていいミニモトをベースに選んだのも、この辺が理由だったりします。
ミニモトなら、無理して航続距離を確保しなくても、ちょっと走ってバッテリーがなくなったら充電しながら仲間とおしゃべり...、なんて使い方にもぴったりきますから。
で、このプロジェクトで使おうと思っているのは通常の鉛バッテリーです。
リチウムイオンとかは高いので...。
通常のと書きましたが、ひとつだけ注意したのは、繰り返し充電に強いディープサイクルのバッテリーを選ぶこと。
普通のバイクだと、使った分を充電しながら走るわけですが、電動バイクはバッテリーが空になるまで使うだけなので、使い切って充電するという使い方をしても長持ちするディープサイクルのバッテリーの方が向いているのです。
パーツ選び全体について書くつもりだったのですが、バッテリーの話だけで随分長くなってしまったので、続きはまた回を改めて...。

コメントする